トラベラーズチェックの処理

我が家にはいくらかまとまったトラベラーズチェック（ＴＣ）がありました。

と言いますのは、しばらく海外旅行に行っていなかったからです。

昔と違ってクレジットカードなどが普及して便利になりましたから、使う人が

いなくなったり、銀行もそんなに利益がでないものをやっている場合ではなく

なったのでしょう。ＴＣは過去のものとなってしまいました。

２００９年に家族でハワイに行きました。その時は１０３円／＄ぐらいだったと

思います。そのときにＴＣを使い切らずに残していました。

次に２０１１年にハワイに行きました。このときは東日本大震災の後でしたから

８０円／＄くらいでした。

前に作ったＴＣを使うとものすごくもったいないということで、またもＴＣは使われる

ことなく残っていました。

その残高＄１６６０でした。

さて、昨年１２月になって僕が同僚から「ＴＣがなくなって不便だ」という話を聞いて

びっくりしまして、急いでネットで調べたら確かに新規の発行はなくなっている。

あらら、そういえばアメックスとかシティが発行を取りやめるとか見た記憶があるけど

全面的になくなるとはそのときには思わなかった。

心配になったのは、果たして残っているＴＣがちゃんと使えるのかどうかということ。

使うのは主に米国である。米国はチェックと呼ばれる小切手が普通に流通する世界である

ので、まだ持っていけば使えるとは思うが少し心配である。

そこで我が家のＴＣは一旦日本円に全て交換することにした。

まず話をしにいったのが、荻窪郵便局であった。

郵便局で交換したＴＣがあったので、それを買い戻してもらう交渉をしにいったところ

らちがあかない。こちらは事前にゆうちょ銀行のＨＰで調べていたのですが、

「買い取って良いのか本部に聞いてみないとわからないが、１時間以上かかる」とか

いうことでした。

もう、企業としてどうよって感じである。

民営化してもこの程度である。

民営化して本当によかった。

国営のままだったらきっと国鉄みたいになっていたに違いない。

そこで三井住友銀行に問い合わせたところ、即座に対応してくれた。

全て買い取ってくれて完了。

為替差益が発生しました。

ただ、運用していたらどうなっていたかわかりませんが。

郵便局は基本的に嫌いですが、さらにいやになりました。

宅配便は意地でもクロネコヤマトしか使いません。

ローソンも早く見直した方がいいと思います。

うたぞー