初盆２０１７

２０１７年に最初に飛行機に乗ったのは、祖母の見舞いであった。

もう年が越せるかというようなレベルの話だったが、なんとか

持ちこたえたようであった。

それから３月に亡くなった。仕事の目途をつけて慌てて大分に

向かって、参列した。

そして今月は初盆である。

１２日の夕方の便で大分に向かった。

大分空港は３度目ということもあって、もうずいぶん慣れた。

レンタカーもニコニコレンタカーが今年で３回目だし。

一人で大分駅前のビジネスホテルに泊まる。これも２回目。

ホテルクドウ大分は格安で、朝食無料で、温泉も無料。

大分に来たからには、温泉に入らないと。

１３日、いい天気であった。





僕の父親が育った家から見た景色。

この正面の田んぼも耕作放棄地も、全部処分したものだそうだ。

もちろん、貧乏だったので手放したのが、もう６０年以上前のこと。

ご先祖様はこの景色を見ながら育ち、祖母もここに生まれ、ここで土にかえった。

大分という土地が自分にとって、本当に遠い土地になったとあらためて

感慨深く感じた。一抹の寂しさがあった。

もう、親戚の葬儀とかでもない限り、来ないところなんだと。

そんなわけで、大分空港に戻ってきてから、写真を撮った。





大分空港は市内から大きく外れ、とても不便な空港だが、

その分、海が見えたりしてとてもきれい。

次に来るのはほんとにいつかな。

小さい飛行機だったので、羽田に着いてからなんとバスであった。

広島便以来だと思う。数年ぶり。



いつになく感傷的になってしまったのにはもう一つ理由がある。

それはまた後日。

うたぞー