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住宅ローンを借り換えしてみた その2 [マイルにならない話]

そのまま借りていてもよかったかと思うのですが、どうしても借換を

してみたくて仕方ないという気持ちになってきました。

どうしてかと言われると、きっとAirbnbの影響があったのではないかと思います。

なんとなく、今の状況を何もしないで過ごすということがもったいなく感じられ、

自分が動くことで、少しでも状況が変わるならやってみたいと思いまして。

で、12月に本格的に調べ始めました。

借換をするとなると、手数料が問題です。そこで、借換のための手数料を各行で調べます。

金利が単純に低くても、手数料が高いとメリットが出ません。

たとえばりそな銀行は借換えの際に「融資手数料」という手数料を徴収します。

これは借入額× 2.16% というとんでもない額です。

1000万円に対し、21万6千円という額。2千万円なら40万以上です。

この金額となりますと、それなりの期間を借りるということでなければ償却できません。

あと7年以下の僕ではメリットがなくなってしまいます。

これは利率と事務手数料の両方を見比べる必要があります。

そこで、12月にソニー銀行とイオン銀行と住信SBIネット銀行のそれぞれに仮審査を

申し込みました。

この時点では無事に仮審査を通過することができたわけですが、残高は約1400万円で

残り期間は7年を切ったところです。

結論から言いますと、僕はここで借換の活動を止めてしまいます。

この時点の金利水準では、借換をしても数万円の効果が出る程度です。

数万円もやったらやったで効果はあるのかもしれませんが、それでも20万円くらいの

お金を支払うことになります。それなら20万くらいを繰上返済に回しても同じとまでは言わない

までも、それなりの効果が出てきます。それでいいじゃん。

というわけで、2回目の借換はもう無いなぁと思って2016年を迎えたのでありました。

そこで飛び込んできたのが、1月29日に日銀が発表した衝撃的なニュースでした。

それが本邦初の「マイナス金利導入」というものでした。

一般の銀行が日銀に余ったお金を預けるわけです。これが今まではほんの少し利息をもらえた

わけですが、これからは一定額を超えたお金に対し、逆に日銀が利子をとりますよというものです。

さぁ、銀行は大変です。日銀に余ったお金を置いておくことができなくなりました。

それで、そのお金は次に債券市場に向かいます。国債とか信用力のあるトヨタ自動車とか

優良企業の社債が購入されていきます。

それで、国債の基準金利は下がりまして、とうとう国債でもマイナスの利率で取引されるように

なりました。

この様子を見ていまして、5月から本格的に住宅ローンの借り換えを再起動するべく、動き始め

ました。

うたぞー

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