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ニューヨーク 旅行記その15(最終回) [海外旅行]

一週間の旅行を一ヶ月以上かけて振り返っておりました。

さて、ようやく最終日になりまして、13時の飛行機で帰ります。

前の晩の偉そうな長男。

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翌日は10時にチェックアウトです。

まったく追加料金などは発生しませんでした。

それで、お土産とかそういうものを詰め込んで、地下鉄で帰ろうと思ったら

さあ大変。

地下鉄が動いていない。

もう少し詳しく書くと、Fというラインの空港に向かう側が動いていない。

この帰る日は土曜日だが、RIOに言わせると土日、休日にはこういうことがよくある

らしい。これ、地下鉄のホームですが、赤いビニールひもが張ってあります。

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わかります?

これがNYの利用停止状態です。

けっこう笑えますよね。

いいけどさって感じです。

それでどうしたかと言いますと、逆方向にいったん戻り、空港方面に走っている

路線に乗り換えたというわけです。

これは実際に乗り慣れているRIOが一緒でなければ分からなかったと

思いました。こういう時が外国人が一番苦労するところですよね。

東京でもJRや地下鉄はしょっちゅう止まりますから、そういう案内を適切に

しないと大変ですよね。

それで空港についてRIOとはお別れです。

空港ではラウンジが使えますが、JALのラウンジはなくて、エールフランスのラウンジを

使わせてもらいます。

ラウンジはもうどうせたいしたことないので別に良いのですが、混んでました。

で、帰りの便はプレミアムエコノミーなので、長男と隣です。

非常口席なので脚を思い切り伸ばして座れるのですが、それでも13時間は

きついですね。

しかも機内食が超まずい。

残さず食べる僕が半分も食べられない。

一番美味しかったのがヨーグルトという始末。

最後まで米国の食べ物に苦しんだ感がありました。

これじゃ、日本人はいつかは日本に帰りたいと思うか、自分でおいしいモノを

食べる店でもやろうかという気持ちになるでしょう。

僕が若くて就職とか困るような時代だったら、板前か寿司職人になって渡米するなぁ。

本当に日本食は人気ありましたよ。だって、うまいもん。

ちょいのりさん!どうですか?

帰りのフライトはひたすら耐えるのみ。

映画観てました。ただ、字幕はないので吹き替えだけです。これが聞き苦しい。

そんな耐えるフライトも成田に着陸して終わりました。

今思うと、NYに自分が行っていたなんて夢のようですが、不思議な一週間でした。

息子と2人旅行なんてもうきっとしないような気がします。しないというかしてくれないかな。

彼はなんだかNYという街の気に当てられたっていう感じです。

気がすごいんです、この街は。

本当に。

なんだか人のパワーとか欲望とか見栄とかそういうものがうわーって集まっている

感じです。気を張っていないとやっつけられちゃうような。

偏見かもしれませんが、まじめに働いたって、学歴とかコネとかないとどうしようもなく

上にあがれないって感じがしました。店員はずっと店員。管理職は激しい出世争い

なんていう構図があるような気がします。

日本はどうなっていくんだろう。

外国に行ったときの方が、日本という国についてよく考えます。

ホームレスもいっぱいいたなぁ。

みんなあんな寒い街でよく冬を乗り切るなぁ。

物価は経済成長に伴って上がっているNYとランチ代は300円くらいで済ます

ことができるデフレの続いた東京と、こうやって差が開いていくのかなぁ。

英語は話せた方がいいけど、NYで働くということとは、また別のような気がします。

さようなら、Big Apple

うたぞー
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